コトノハ

V6と三宅健くんについて綴るブログ。

オカダのはなし





岡田くんはいつかV6を辞めてしまうのかな。
岡田くんのお茶の間ファンだった私は
そんなことを考えていた。

それから、数年後の冬に、
私はお茶の間ファンから、FCに入るほどの
V6ファンになった。
俳優 岡田准一とは違う、
アイドルの岡田准一が私の頭を占めている。

2015年11月18日。
岡田准一さんは35歳になった。
14歳のオカダくんはどんな35歳の自分を
思い描いていたんだろう。

2015年11月1日。
岡田くんがデビューした
V6というグループは20周年を迎えた。
14歳のオカダは想像できなかっただろうな。








オカダのはなしは私にとっての愛読書で
私が自分自身の在り方に迷った時に
読んでみたりする。

岡田くんが私と同年代の頃は、
私以上に周りから見られる自分と
こうでありたいという自分が
違ったんだなあと感じる。

岡田くんは容姿が美しいあまりに、
世間の認知のされ方も容姿が美しい
というのが大きい。
けれど、岡田くんは内面の美しさを求めていて
もっと中身の自分を見ていてほしいと
その頃は叫んでいたんだなあと思った。 



「V6を4年くらい活動したら辞めるつもりで教師になりたかった」
という言葉を見た時、



ああ、そういう岡田くん、なんとなく
イメージできるなあ
 
と思ってしまった。

それほどに岡田くんはアイドルに執着
しているイメージがないし、
芸能界では生きづらい人だなあと思うから。




そんな岡田くんは、
14歳のりんごほっぺなオカダ期から、
20代の美人期を迎えた後、

自分の生き方にたくさん悩んで、向き合って、
芝居の道を生涯かけて追求することを決める。

そして、
真の強さを身に付けたい。
身体を動かすことのできる俳優になりたい。
と格闘技を師範レベルにまで習得した。


ジャニーズでありながら、芝居の道を
追求することを選んだ。

大きくなった筋肉質な背中に、
大きな覚悟とプレッシャーを背負っている。


芸能界向きでない人が芝居と格闘技への
気持ちだけを支えに20年。
ここまできた。


そんな岡田くんがなぜ、V6に20年も
いたんだろうと考えた。

V6が大好きだから?
アイドルがやりがいあるから?
ジャニーズの影響力は俳優をしていく上で
役に立つから?

どれも違うんだろうな。

岡田くんがV6で居続ける理由は
言葉にできない理由があるんだろう。
離れたくても離れられない。
アイドルを辞めたかった自分を含めて
俳優の岡田准一が存在している。


お父さんのいなかった岡田くんに、
お父さんのように接してくれる坂本くん。

優しく笑って緊張する岡田くんの背中を
ポンポンしてくれるお母さんみたいな長野くん。

右も左もわからない岡田くんに
お兄ちゃんのように世話してくれたイノッチ。

「弟がいなかったからかわいくて」と
激しいスキンシップしてくる剛くん。

オカダ!とパンツを恵んでくれた健くん。

岡田くんは恐らく、V6を辞めたいと
何度も思った人だと思う。
その度に5人のことが頭をよぎったんだろう。
義理堅い岡田くんのことだから。




ここ数年の岡田くんはとても、
穏やかで優しい。笑顔も多い。

メンバー(特に長野くん)や後輩のお尻を
揉みしだいていたり・・・
後輩を可愛がるベクトルが間違っていたり。
メンバーの三宅健くんに対する愛情や感謝が
大きすぎて、異常な愛情表現していたり。

そんな岡田くんを、ファンは、
穏やかで優しい笑顔で見られないけども!








けれど、ファンとして嬉しい。
岡田くんが岡田くんらしく、
いられている姿を見られることが。

「ファンの皆さんには感謝してます、
姿が変わってもファンでいてくれる」
と岡田くんは言っていたけど、

岡田担が変化の大きかった岡田くんの
ファンでいるのは、きっと。
自分の生き方を大切にする岡田くん。
岡田くんらしい姿を見せてくれるから。
だろうなと思う。








俳優の岡田准一とアイドルの岡田准一
在り方が違う。

けれど、2つ合わせて岡田准一という人間だ。
どちらか1つの側面が欠けたら、
芸能界にはいなかったはず。


見た目の美しさが重視される
アイドルの世界にいる岡田くんは
中身の美しさに目を向けてきた。

35歳の岡田くんは正直、
アイドルというより、おじさんだなあと
19歳の私は思う。

けれど、素敵でかっこいいおじさんだなあと思うよ。

岡田くんはね、高田純次みたいな
おじさんになりたいみたいだけど、
それは無理だなあとも思うけどね!